2017年10月15日日曜日

ベトナム就職について4・昨今のベトナム進出ブーム

十月も半ばとなり、日本はすっかり涼しくなって来た頃でしょうか?
こちらホーチミンは雨季の終わりに差し掛かってるはずなんですが、連日短時間の豪雨が発生しております。
さて、今回は最近仕事をしているうえで感じるベトナム進出ブームについて、個人的な意見、感想を書いていきたいと思います。

過去の歴史から見ると、今の東南アジア進出ブームは第三次進出ブームといえるかと思います。(現代的な投資という点では他に分け方があるようですがw)
第一次は戦国時代末期から江戸時代初期、第二次はWWⅡの前、そして今です。
いずれも目的は一儲けするため、という点に尽きるとは思うのですが、今現在の進出ブームの中ではとりわけ以下の二点が多い気がします。
1.中国に進出していたが、人件費高騰のため移転先を東南アジアで探す。
2.日本でその仕事をしてくれる人材確保が難しいため、将来的な日本への異動も見据えて人材確保。
そんな中で東南アジアの中でもベトナム進出ブームが来ているような状態なわけですが、
どうしてこうなったのか?について、正直なところあまりポジティブな考えが浮かびません(笑)。
詰まる所、リスク回避と消去法でベトナムが選ばれた、というのが個人的な感想です。

・基本的な治安が良い(ひったくりやぼったくりは多いですがw東南アジアではあいさつみたいなものなので、カウントされません(笑))
⇒治安面でフィリピンが候補から外れる可能性ありです。

・宗教面で問題がほとんどない。(無宗教、というわけではなさそうですが、、、)
ベトナム人と日本人の最大の共通点はここかもしれません。
⇒宗教面でインドネシア、マレーシアが候補から外れる可能性ありです。

・テロや反政府運動がほとんど無い。
共産党支配の数少ない良い面が出ました(笑)
⇒この面でタイ、ミャンマーが候補から外れる可能性ありです。

・そもそもまだ投資するほどの市場がない。
⇒カンボジア(最近増えてはいますが、、)、ラオス、東ティモールがこれかと思います。
別枠でブルネイもここと宗教面で当てはまるかと(お金持ち国家ですが)

・今更投資対象としては遅い
⇒シンガポール。最近では就労ビザも厳しくなりました。。。
タイも既存の日系企業が多いので、こちらの面も含んでいますね。

というように、色々とリスクを考えたり、費用対効果を考えるとベトナムしかなかった、という状態が今のベトナム進出ブームを引き起こした要因かと思われます。
個人的には、幸いにもシンガポールで働いていたためこのブームに上手く乗っかることは出来たかなと思います。
私がシンガポールに移住した2013年はまだここまでのベトナム進出ブームにはなっておらず、シンガポール進出ブームの後半戦だったような気がします。
ここまでは乗る波を間違えていないようで、生き残っていますね(笑)

海外転職をお考えの方からしてみると、ブームがきている国では未経験者でもチャレンジングな仕事を掴むことも出来ますので(実際私がそうですw)、『乗るしかない、このビッグウェーブに!!』と、とりあえず案件探しだけでもしてみることをお勧めします(`・ω・´)
幸いにしてベトナムであれば、そこまで高度な英語力は求められませんし、日本語通訳を採用している会社も沢山あります。

さて、また新しいネタを発掘しなくては(。-`ω-)

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