2019年5月28日火曜日

ASEAN以外旅行シリーズ6・蘭州(中国)~シルクロード・西域旅行6終~

全6回を予定しているシルクロード・西域旅行編の第6弾です。
最終話は敦煌から蘭州へと舞台が移ります。
蘭州は甘粛省の省都で、かつて金城と言われていた歴史のある街です。
三國志好きな人には馬騰や韓遂が拠点にしていた涼州のあたりといえば分かるかと。

敦煌から蘭州は当初は夜行列車で行く予定でした。が、、、、
以前の電車移動があまり快適ではなかった。
・今回は1ランク下の席(ハードベッド)なうえに前回の倍の14時間。
にひよってしまった結果、国内線フライトに変えましたwww

敦煌着いた日の夜にTrip.comにて手配。四川航空という馴染みのない会社です。
(後で調べたらホーチミンから成都間で直行便が出ていました。今後使えるかwww)

離陸してすぐは何もなかったのですが、30分ぐらいすると窓の外にこんな光景が!
後ほどGoogleマップで確認してみると、祁連山脈という場所のようです。
しばらくこの風景が続いていきます。

この風景を見せるためか飛行機も低めに飛んでいます。
もう5年以上東南アジア在住のため、久々に見る雪に感動(笑)
日本を出る直前まで寒さが嫌いながら毎年スキーに行っていたのを思い出しますw

蘭州に近づいてくると、カラフルな丘に風景が変わります。
この地方の独特の地質の風景のようです。

なお、蘭州の空港は市内から電車で1時間くらい離れております。
今回は事前に蘭州駅前のアプサラス ブティック ホテル(蘭州鉄道駅店)確保。
電車の駅から歩いて2分くらいですが、あまり騒音はありません。
近くにレストランや市内循環バス停もあり、利便性◎です(・ω・)

蘭州の市内は地下鉄はありません。(工期が遅れているようです。)
そのため、適当に市内バスを使って観光しておりました。
とりあえず最初は安定の博物館・甘粛省博物館です。

 
甘粛では化石や昔の交易品が出土するようです。
最近の展示品はタッチパネルで回転させて裏側まで見ることが出来るとは、、、

この博物館の目玉と言われているマンモスの化石。
言われてみればちゃんと全体を見るのって初めてかもしれません(笑)

その他にも、甘粛省の共産党の歴史!など、はまる人ははまるアイテムが多いです。
しかも、やっぱり無料です( ゚Д゚)

続いては黄河第一橋(中山橋)、黄河が最初に通る大都市が蘭州、
その中で最初に出来た橋のようです。
黄河、人生で初めて見ましたが、、、茶色いw、そして流れ早いです。

橋の向かいの白塔山公園、ケーブルカーで登ったものの、
真ん中の塔まで行くと帰りは歩いて降りる方が早いことに気づいてしまいました(笑)

蘭州の市内自体はそんなに見るものが無く、少し郊外まで足を延ばすか、
あくまでも移動拠点として考える方がよいかもしれません。

実のところ敦煌から蘭州へ国内線へ切り替える際に、
敦煌⇒西安⇒蘭州(帰りの便が蘭州発のため)も考えておりましたが、
あまりいい時間のフライトが無く、実現できずでした。。。

さて、その他の蘭州の食べ物やあれこれですが、
なんかパッケージが甘酸っぱそうなお菓子(笑)、
羊肉麺包という新疆系料理(とっさに読める中国語がこのメニューだけだったw)
お馴染みの青島ビール系列のようですが、見たことないビール。

今回の中国旅行最後の晩餐は、新疆飯で締めました。
羊肉泡膜(この字だけ不明)という名前にひかれてオーダー!
硬めにもっちりしたパンがセットのスープ料理ですが、
春雨やネギ、羊肉がゴロゴロ入っています。ボリューミーです。

中国旅行、東南アジア旅行では味わえない刺激があっていいのですが、
やはり疲れますね(;´・ω・)
去年は7日間、今年は9日間でしたが、個人的には7日間くらいで十分かと。
しばらくは気楽な東南アジア旅行、、、と行きたいところですが、
少し身辺で動きがあるので、しばらく旅行はお休みになるかもしれません。。

また記事でご報告できるようになったら書いてみたいと思います。

全6回のシルクロード編、完結です!

蘭州滞在経費)
食費:  140元(約2,240円)
ホテル: USD:70(約7,700円)※2泊、Web予約
交通費: 24元(約380円)
観光:  55元(約880円)
雑費:  46元(約740円)
合計:  約11,940円

今回の旅の全合計)
食費:  720元(約11,520円)ほぼローカルでしたが、9日でこれは安い。。
ホテル: USD:146+349元(合計約21,680円)7泊分です。平均約3,000円
交通費: 187元(約2,990円)※ローカルバスなどのみです。
飛行機代:USD:116(国内線)+1,470万ドン(約83,000円)※HCM⇒ウルムチ、蘭州⇒HCM
新幹線: USD:50(約5,500円)※すべてWeb予約
観光:  875元(約14,000円)※主にトルファンと敦煌
雑費:  350元(約5,600円)※半分は飲み物です。とにかく乾燥してます。
全合計: 約144,290円  半分は飛行機代ですね。。。

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ASEAN旅行シリーズ番外編・旅行の際の豆知識

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ASEAN以外旅行シリーズ5の2・敦煌(中国)観光編~シルクロード・西域旅行~

#ホーチミン在住 #中国旅行 #蘭州 #黄河の街 #シルクロードの旅 #西域旅行 #ASEAN開拓日記

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2019年5月19日日曜日

ASEAN以外旅行シリーズ5の2・敦煌(中国)観光編~シルクロード・西域旅行5~

全6回を予定しているシルクロード・西域旅行編の第5弾です。
敦煌の名所を巡った様子のご紹介記事になります。

さて、敦煌のイメージといえば砂漠(決めつけw)
砂漠と聞くと近くに町なども無い郊外かなと思っていたのですが、
敦煌では市内からバスでサクッと行けちゃいます(笑)
市内から出ている第3路バスの終点が、鳴沙山・月牙泉の最寄停留所になります。
バスは一律で3元(約50円)でした。歩くにはきつい距離ですねw
この月牙泉、入場料は110元(約1,800円)と意外とお高めですが、
物凄い人で混んでいました。

 砂漠の風景を楽しみながら歩くのも良いのですが、
せっかくなのでラクダに乗って砂漠周遊をしてみました。
馬よりも目線が高く、乗り心地も良くありませんでしたねw

一周で約4Kmくらいをラクダ使いに引かれて回ります。5匹で1組でした。
ところどころで写真を撮るために止まりますので、ペースはのんびりです。

ラクダを降りたあたりが月牙泉と楼閣の近くになります。
下から見るのもいいのですが、砂丘の上からも見るべきと思い、登りますw

砂丘の上から見ると、よく整備された公園になっているのが分かります。
ムスカ大佐の名言が出てしまいそうな人の数です(笑)
こんな感じで敦煌の初日は砂漠を満喫して終了です。

この砂漠満喫の前に翌日の観光のための準備をしておりました。
翌日は敦煌の世界遺産・莫高窟に行きたいので、事前にチケットを購入。
※莫高窟は現地に行ってふらっと入場はできません。

 市内にあるチケット販売センターにて、訪問する時間が指定されたチケットを買います。
指定の時間までに写真にもある数字展示センターへ行くように言われます。
なお、チケットは言語別に分かれておりますが、外国人は英語か日本語の選択です。
お値段は258元(約4,200円)、これで8つの窟を鑑賞できます。

数字展示センターへはタクシーでも行けますが、
シルクロード怡苑ホテル(Dunhuang Silk Road Yiyuan Hotel)前からバスが出ます。
敦煌の電車駅まで行くバスですが、大半の人が莫高窟目当てなので、
数字展示センターも止まります。

数字展示センターでは2本映像を見るのですが、
どちらも非常にお金かけた造りになっています( ゚Д゚)※翻訳機貸してくれます。
1本目が敦煌の歴史についてですが、大河ドラマ顔負けの豪華さです。
2本目は360度の映像ですが、暗いせいか非常に眠くなりますw

映像を見た後は専用のバスで莫高窟の遺跡の場所まで移動となります。

集まった観光客はチケットに指定の言語別にグループにまとめられます。
英語、日本語はガイドの人数の関係から、少し待ちが発生します。

どの窟を鑑賞するかはガイド次第です。(右写真の水色の服がガイドさん)
ただ、必須の窟もあるので、鑑賞できるものは本当にごく一部になります。
※窟の内部は携帯カメラでも撮影禁止となります。ご注意を。


8つの窟の鑑賞が終わると自由行動ですが、観光客が勝手に窟には入れません。
敦煌の一番有名な絵になっている96窟の近くから出て写真撮影が主です。
バス乗場の近くに陳列館という展示場がありますので、そちらは自由に回れます。

陳列館の鑑賞に飽きたら、専用バスで数字展示センターへ戻ります。
数字展示センターから行きに来たバスで敦煌市内へと帰ることが出来ます。

莫高窟の観光はほぼ半日かかってしまいますので、
他の予定との組み合わせをするのであれば、朝に莫高窟、夕方前から月牙泉、
という感じでしょうか?
郊外の遺跡周りと組み合わせるのは時間的に厳しいかと思われます。

とはいえ、敦煌の郊外の遺跡は全て砂の中の廃墟のようなので、
トルファンで同じような遺跡を見た私は郊外には行きませんでした(笑)

敦煌滞在経費)
食費:  270元(約4,320円)
ホテル: 260元(約4,160円)※2泊
交通費: 120元(約1,920円)
飛行機: USD:116(約13,000円)※国内線・次の目的地へ
観光:  470元(約7,520円)
雑費:  110元(約1,760円)
合計:  32,680円

さて、次回はこのシルクロード旅行の最終回になります。

【次の記事】
ASEAN以外旅行シリーズ6・蘭州(中国)~シルクロード・西域旅行~

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ASEAN以外旅行シリーズ5・敦煌(中国)概要編~シルクロード・西域旅行~

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