2017年6月18日日曜日

ベトナム生活雑記・健康予防策その1 寄生虫対策

先週の木曜日から久々に仕事が始まりました。
やはりニート明けは非常に疲れますね。。。早く一般人の生活に戻さなくては、、

さて、仕事が始まってしまったからには一番注意しなくてはいけないものは健康です。
入社日に会社指定の保険会社から説明がありましたが、『脳と心臓の疾患は運ばれた病院と運が良ければ助かる医療レベル』と言われてしまったので、祈ります(笑)
そんな中でも自力で防げるものもあるので、今回はそちらをご紹介していきます。

日本では馴染みが無くなってきていますが、ベトナムでは寄生虫対策で半年に一度程度のペースで虫下しの薬を飲むことが政府から推奨されているようです。
言われてみれば、ベトナム料理(屋台、レストラン問わず)は付け合わせの無料の野菜でかさましをするので、虫はついているでしょうし、特に屋台などで提供する前に入念に洗ってくれているとは思えないので、当然っちゃ当然ですね。。
私は元々野菜嫌いなうえに、海外では生野菜は食べない主義なので大丈夫だとは思っていたのですが、最近加齢のせいか、飲みすぎのせいか、それとも本当に寄生虫のせいか(;゚Д゚) あまりお腹の調子がよろしくないのでついに近所の薬局でそのブツを買ってきました。



こちらが簡単に調べたところよく使用されている虫下しの薬のようです。読み方はフガカーでいいんでしょうか?
とりあえずこの5種類には効くのだろうか?
5種類を調べてみたら、、、
ぎょう虫、鞭虫、回虫、鉤虫、線虫のようです。
どれがどんな害をもたらすのかは不明です(笑)

『ベトナム 虫下し』で検索したらこの薬の画像が出てきましたので、そのままスクリーンショットをして薬局の人に見せたらすぐに出してくれました。

一箱2万ドン(約100円)です。




早速開けてみると中身はこんなかんじです。
薬は1錠のみ。
説明書はベトナム語と英語がありますが、大事そうな部分は以下の通り。
・妊娠中、授乳中の方は服用ダメ
・2歳以下の子どもも服用ダメ(箱には1歳以上からOKと書いてあるのだが、どちらが正しいのでしょうか?)
そんなわけでカリッと噛み砕いて水で飲んで終了です。
うん、終了のはずだったんですが、、、、、
やっちまったい(;゚Д゚)
飲んだ後に他の服用した方々の経過などを知りたいと思い、色々なブログを見ていたのですが、
どうやらこの薬、空腹で飲まないといけないみたいです。。。
がっつりめし食った後に飲んでしまった(;゚Д゚)
まぁ1回100円程度なので、一週間くらいしてからまだお腹の調子がよろしくないようであれば、再度服用したいと思います。。
説明書、英語だからと適当に飛ばし読みしすぎましたね(笑)

今回はこの様に簡単な話でしたが、医療関係のトラブルは実際に遭遇しないと書けないのでその都度書いていきます。
実際のところ海外で医療トラブルは遭遇したくないので、更新事項がないことを祈ります(笑)

ちなみにデータによるとベトナム人の70-80%くらいが回虫を保持しているようです。
意外とこの薬、ベトナム人は飲まないのだろうか?"(-""-)"  ノシ

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ベトナム生活雑記・その5 二種類のベトナム人

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ベトナム生活雑記・その4人間関係のポイント

#ホーチミン在住 #海外現地採用 #ホーチミン転職 #海外転職 #虫下しの薬 #Fugacar


2017年6月14日水曜日

ベトナム生活雑記・その4人間関係のポイント

どうも、転職先の労働許可証が無事に認定され明日から新しい仕事です。
つかの間のニート生活もいよいよ終わりを迎えております。(;゚Д゚)

今回は海外で生活する上で避けては通れない現地での人間関係について、個人的な意見をつらつらと書いていきたいと思います。

どこに住んでいても、誰とも関わらずに生活する、ということはまず無いので人間関係の問題は常に出てきます。
人間関係については同じ日本人同士でも非常に難しく答えのない問題かと思われますが、育ちも文化も異なる対外国人の場合はさらに難しさを極めます。
日本人でも違いはありますが、海外にいると大なり小なり現地化が進み、日本にいる日本人とは少し感覚がずれていきます(笑)
その違いを楽しむ、というのが海外に行くことの醍醐味の一つかとも思いますが、もう既に海外生活も4年目になってくると受け容れられる部分と受け容れられない部分が出てきます。
そんな中で私の出した結論は『自分がストレスを感じない相手とのみ付き合う』です!
もちろん仕事やグループで遊ぶなど、という場面ではどの方とも無難にやりますが、個人的な付き合いなどはこの方針を貫いているつもりです。

新しい場所に来た最初の段階ではとにかく顔を広げていくことも重要ですが、当然その過程で合う人、合わない人(日本人、外国人問わず)が出てきます。
自分が合わない人と思っている人は向こうも少なからずそう思っているはずなので(笑)
そのうちにお互いに何となくフェードアウト、というのがよくあるパターンかと思います。
これだけ聞くと、付き合いのある人がすくなくなるんじゃないか?と心配になるかもしれませんが、
意外と数字的にもそんなことはありません(`・ω・´)

参考のため、ホーチミン在住日本人(約8000人)に対してよく聞く2:8の法則に当てはめてみると、
20%⇒1600人が合う(私は万人受けするつもりはないので、間違いなくこちらwww)
さらにその中でも合う、合わないを当てはめると
20%の20%(全体の4%)⇒320人が非常に合う(私は万人ry
なんと最大でホーチミン在住日本人のうち320人も私に非常に合う人がいるという雑な計算です(笑)
これだけいてくれれば、この中の10%も出会えたら、それだけで30人です。
はっきり言って充分すぎる人数だと思います。

これをホーチミン市の全人口(約800万人)に当てはめれば32万人。。。。
私、生涯かけても32万人もの人と知り合いにすらなれる自信ありません(笑)

とまぁ、しょうもない自論を展開していた訳ですが、海外にいる日本人は中には素性のあやしい方もいますので、その辺りを見極める目は大事ですね。


個人的に人との付き合いでストレスを感じるのは時間ですね。
私自身も日本にいる時に比べるとかなりルーズになってきていますし(笑)、その他の事は大体許容できるのですが、こと時間に関してはあまり我慢出来ません。
 これが一時的な旅行であればまだ良いのですが、日常生活になると非常にストレス溜まりますので、どうしても付き合いのある外国人のタイプが『日本人・日本文化慣れしている』になりがちです"(-""-)"
グループでの集まりに遅れる分には、当人が不利益を被るだけなので構いませんが、二人だけの待ち合わせに遅れるというのは、相手の事を考えていない、という分かりやすい意思表示ですからね。遅れるのは嫌いな奴との待ち合わせだけにしてあげましょう(笑)

外国人の中でもとりわけ東南アジアの人は時間というものに関する意識も管理能力も低い、というのがこの4年間の私の経験からのイメージです。
多くの日本人旅行者が東南アジアに旅行に来てイライラさせられたりする良くないイメージの一つかとも思います。

 個人的な分析としては、
日常生活において時間に縛られる乗り物がメインでは無い
⇒結果として時間を意識する習慣がそもそも無い、時間というものへの価値を見いだせない
というのが原因ではないかと思います。
特に時間の逆算、大まかな時間の見積もり、を聞いた際に自信の無さそうな回答や曖昧な回答が多いです。
この点は電車が日常生活に使われる文化の有無が大きいと思います。

日本は言わずもがな、シンガポールも電車が発達しており、道路の渋滞も決まったポイントのみ、またシンガポール人の合理的な考え方からもまだ割と時間に正確な方です。
ベトナムの場合、時間に縛られる乗り物はせいぜい飛行機(それもよく遅れるw)、後は長距離バスくらいです。日常生活での移動手段としての電車はまだありません。
基本的にはバイク移動、時間は天気と道の混雑状況次第。
ハノイとホーチミンで建設中の電車が無事に開通し、早くに普及してくれることを願います。

まぁ、個人的に時間感覚という点では、東南アジアではインドネシアが一番イライラしましたね(笑)
なお、ベトナムは個人的トータルでは一番嫌いですwww
素晴らしい観光地は非常に多いので、魅力的な国が多い東南アジアですが、もうちょっと時間感覚をしっかりとしてくれると安いローカルツアー会社なんかも使いやすくて良いんですがね。。

今回は内容が愚痴っぽくなってしまいました。。。。。
さて、明日から再び皆さんと同じく仕事という現実世界に戻ります  ノシ

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#ホーチミン在住 #海外転職 #ホーチミン転職  #時は金なり

2017年6月5日月曜日

ベトナム就職について2・実際の生活費などのあれこれ

このブログではベトナムでのビザの取り方や旅行先は紹介していましたが、生活する上での肝心な部分に触れていませんでした(;゚Д゚)
そう、大まかな給料レンジ、基本的な生活コストです。
私はベトナムに来る前はシンガポールで働いていたので、この機会にまとめて日本、シンガポール、ベトナムについて比較してみたいと思います。
このブログを書き始めた最終目的はもっと多くの日本人に海外に出て欲しい、ですからね(`・ω・´)
リアルな部分もお伝えしないと誇大広告になりかねません(笑)
今回も文字メインの投稿です。m(_ _)m

※比較の前に為替の基本情報
1US$=110円。
1S$(シンガポールドル)=80円。
1円=205VND(ベトナムドン)。 1US$=22700VND。 1S$=16400VND。
2017/6/5現在のレート

給料の金額は大まかな値を取っています。

日本例) 額面:約30万円/月。手取り:約23万円/月。※当時は官公庁勤務。
家賃:7万円(都下エリア。1K8畳。駅徒歩10分。シャワートイレ別)
光熱水費:約1万円。
携帯・ネット:約1万円。
月の可処分所得::約14万円。 ※この他に年2回ボーナスありました(笑)

飲み会:3-4千円/回
外食(一人飯):500-1000円/食
娯楽(スポーツや映画など):1000-2000円/回
国内旅行(1泊2日): 約2-3万円/回。※車持ってないので交通費がかかりました。
海外旅行(3泊4日):約10-15万円。 ※行き先や時期によりますね。。。
短期留学(2週間): 約25-30万円/回。 合計3回。フィジー、セブ島、シンガポールに行きました(笑)

日本にいた頃は海外旅行はボーナスで行くもの、というイメージがありましたね。
グアム行くのにも1ヶ月以上前からちゃんと準備してたぐらいです(笑)

続きましてシンガポール。
額面:S$4000(約32万円)+インセンティブ(大体S$500-1500(約4-12万円))。手取り額も同じです。
※ローカル企業勤務。(2015-2016) 日系企業ではインセンティブを設定している所は少ないと思いますが、その代わりに福利厚生でカバーしています。
※現在は就労ビザの基準が厳格化されていますので、現地人材エージェントにご確認ください。
なんと、シンガポールは額面=手取りです(`・ω・´)
税金は年に1回所得税のみ。※政府からお知らせがきます。

家賃:S$1000(約8万円。中心部から電車で15分+駅徒歩10分。シェアハウスでシャワートイレは共用。)
光熱水費:S$50(約4千円。こちらのシェアハウスでは固定でした。)
携帯:S$50(約4千円。ネット代は光熱水費に込み。)
月の可処分所得::S$2900(約23.2万円)+インセンティブ。  金額は多く見えますね。

飲み会(ローカル大衆店):S$30-60/人(約2400-4800円)
飲み会(日系): S$80-120/人(約6400-9600円)
おしゃれな高級店:S$200-500/人(約1.6万-4万円)
外食(ローカル一人飯):S$3-7(約240-560円)
娯楽(スポーツや映画):S$10-20(約800-1600円)
スポーツ観戦や特殊な娯楽(サッカー日本代表戦やライブ、ゴーカートなど):S$50~(約4千円)
※ゴーカート、50Km/h出ますwww
海外旅行(2泊3日。東南アジア):S$500~(約4万円) ※飛行機代次第です(笑)
シンガポールに国内旅行など存在しません(笑)

シンガポールでお金がたまる人は
・お酒を飲まない人
・娯楽がなくても大丈夫な人
・旅行行かなくても大丈夫な人
・毎日3食ローカル飯な人
・飲み会するなら必ず宅飲みな人(シェアじゃなく一人で住む部屋は大体S$2000(約16万円)~)
ええ、私は無理でした(笑)
日本に比べて収入額も急に増えますが、出費がそれを上回って増えます(;゚Д゚)

最後に現在のベトナムです。
大体私くらい(30代前半)の相場が額面:US$2000(約22万円。約4540万VND)。
所得税が引かれて手取りはUS$1740(約19.1万円。約3955万VND)
※NAC Global.NETのサイトより計算。

家賃:US$280(約3.1万円。掃除洗濯サービス有。市内割と中心部。ユニットバス)
光熱費:US$50(約5500円)
携帯:US$9(約千円) ※毎月のチャージ式です。
月の可処分所得::US$1400(約15.4万円) この時点で日本よりもある(;゚Д゚)

飲み会(ローカル):20-30万VND(約1000-1500円)
飲み会(日系):50-80万VND(約2500-4000円)
おしゃれなルーフトップなど:100-200万VND(約5000-1万円)
外食(一人飯):2-3万VND(約100-150円)
娯楽(スポーツや映画など):10-20万VND(約500-1000円)
国内旅行(3泊4日): 先日のダナン・ホイアンは760万VND(約3.8万円)
※内訳で一番高かったのは飛行機代です。(往復で490万VND(約2.5万円))
海外旅行(東南アジア):大体1000万VND(約5万円)あれば、ちゃんと旅行できます(笑)

日本に比べて手軽に海外旅行に行けるのが海外に住んでいる利点かもしれません。
特にシンガポール、ホーチミンは空港が市内からアクセスが良いため、日本で成田空港に行くまでが小旅行、というような苦労がありません。
さらにホーチミンの場合はベトナム国内にも見る場所が多いため、飛行機代さえ安くすめば安価な国内旅行を楽しむことが可能です。

日本でこれから転職をお考えの方、合わせて海外も検討リストに加えてみてはいかがでしょうか?
ノシ

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#ホーチミン在住  #ホーチミン転職  #海外生活のリアル  #海外現地採用  #海外現地採用の給与水準

2017年6月2日金曜日

ベトナム就職について・労働許可証取得の必要書類

ようやく新しい会社の労働許可証の発行のめどがつきました。
中々長い時間がかかりましたが、早速ネタとして利用させていただきます(笑)
しかし、以前ビザの申請・取得の際にも記載しましたが、ベトナムは手続きのルールがころころ変わるので、今回の記事の内容についてもあくまでも2017年6月現在での情報ということでご了承くださいませ。

※会社側が用意するもの、採用される側が用意するものがありますが、ここでは採用される側のもののみ記載していきます。
・パスポート
・顔写真(4x6cm) ベトナムでも撮れます。
・英語表記の大学の卒業証明書⇒ 日本で取得するのをおすすめします。
・無犯罪証明書⇒ 日本でもベトナムでも取得可能です。ベトナムで取得する場合は大使館(
ハノイ)又は領事館(ホーチミン)に申請します。期間は約2ヶ月かかります。
日本で取得する際は公証が必要です。
・健康診断⇒ 内定先から指定された病院で受診してください。

大学の卒業証明書と無犯罪証明書には大使館又は領事館の印章証明も必要となります。

その他にも職歴の証明書(3年以上・日本で公証必要。)を用意したりするのですが、各企業ごとに運用が異なるため、実際に内定が出た企業の担当の方に詳しく確認するのが一番です。

そもそも、規定では『大卒以上かつ学位に関する3年以上の実務経験』となっているのですが、
実態としてはそのどちらかで申請が通っています。

今回私の新しい転職先は労働許可証が認定されるまで勤務開始が出来ないというルールに文面とおりにきっちりと沿った形でした。
ただ、今回に関しては私の場合はすでに前の会社で申請していたため、無犯罪証明書などを再度提出する必要がありませんでした。
基本的にどの企業も労働許可証の取得にはエージェントを使うことが多いため、エージェント選びも重要になってきます。
ベトナムは規定は一応定まっているものの解釈できてしまう余地が多く、その解釈に至るロジックの組み立てなどは各担当者により異なります。つまり、そのあたりの統一的なマニュアルが無いので、実力やコネのあるエージェントを見極めるのが重要です。

また、基本的に書類はベトナム語と英語で構成されていますが、ベトナム語の解釈を優先するとなっているようです。
そのため、日系企業であろうが欧米系企業であろうが、法的な解釈が出来るベトナム人スタッフがいないと、いざという時にてんやわんやしてしまいます(`・ω・´)
経理や総務関係も基本的にはベトナム人スタッフに頼り切りです。
この辺り、外資が来てもベトナム人の雇用は最低限守る仕組みになっているので、したたかだなぁと思った一面です。(笑)
今後、日本でも外資系企業が増えるのに合わせてこのような自国民の雇用防衛は参考にしても良いのではないでしょうか?

今回は文字だけになってしまい疲れました(笑)
また、写真を多用出来る記事にしたいものです。  ノシ

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ベトナム就職について2・実際の生活費などのあれこれ

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