2018年1月28日日曜日

ベトナム生活雑記・その12 熱狂的なイベント

さて、昨日は何の日だったでしょうか?
私の誕生日、とかではありません(笑)

そう、AFC U-23選手権。つまり23歳以下のアジア杯の決勝です。(2年に一度の開催で、前回の2016年大会はリオオリンピックのアジア予選も兼ねており、日本が優勝しています。)
おそらくサッカーに興味のない人は全く知らずかと思われます。
しかも、日本代表は二年後の東京オリンピックに向けてまだまだ無名な若手ばかりのU-21(21歳以下)代表で出場しているため、かなりサッカーに詳しい方しか今大会はご覧になっていないでしょう。ちなみに日本はグループリーグは3戦全勝で突破しましたが、続くトーナメント初戦(準々決勝)で今回優勝のウズベキスタンU-23代表に嘘のようにぼろ負け(0-4)し敗退しています。

そんな日本では注目度の低い大会ですが、ベトナムでは社会現象となっていました(;゚Д゚)
というのもベトナムU-23代表が準々決勝で日本も多々苦杯を舐めさせられたイラクをPK戦の末に撃破、ベトナムサッカー史上初の準決勝進出を果たします。
この頃から急に注目度が上がり続く準決勝でこれまた難敵カタールをPK戦の末に撃破(;゚Д゚)
試合の内容なんて関係ない、勝ちゃいいんだ!とばかりに街中がまるで独立でもしたかのような革命戦士達による世紀末シティと化します(笑)
 

たまたまこの日、郊外のお客さんに訪問していたのですが、帰社の報告を上司に電話したところ『もし、帰れないと判断したら、直帰でよし』と指示が出るほど、ホーチミン市内中心部は混雑していました。ド平日にも関わらず、夜中の2-3時くらいまでどんちゃん騒ぎです。おかげでこちらは寝不足です(笑)

そんな雰囲気で迎えた昨日の決勝、準々決勝で日本、準決勝で韓国を粉砕してきたウズベキスタンの壁は厚く、延長戦の末にベトナムは敗退。ただし、同国史上初にして最高の準優勝という結果を残しました。

正直なところ、負けたら騒がずに家でありえないくらい凹んでるんじゃないか、と予想していましたが、、、、、
準決勝勝利後と同じくらいのカオスっぷりでした。。さすがベトナムwww
おかげでこちらはまたもや寝不足です(笑)

ただ、今回の騒ぎっぷりの背景には、ベトナム人にとって数少ない娯楽であるサッカーで結果が出ているのはもちろんなのですが、日頃のうっぷん晴らしもついでにしているんだろうな、という騒ぎっぷりでした。
日本の様に多種多様すぎる娯楽があるわけでもなく、一部のお金持ちベトナム人を除き頻繁に旅行などができるわけでもないので、はしゃぐネタがある時に普段の分もはしゃいでいるという印象を受けました。

しかし、本当にサッカーというかフットサル人口は多いですね~、女性だけのチームとかもよく見ますので、文化としてサッカーが根付くのは日本より早いかも知れませんね(;・∀・)

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#ホーチミン在住 #ホーチミン転職 #U-23アジア選手権2018

2018年1月14日日曜日

ベトナム生活雑記・番外編 うーむ、これがよく言われるやつか、、、

どーも、まだまだ正月休みの気分がなんとなく抜けていない筆者でございます。

さて、今回は番外編として最近私が感じた、違和感というか嫌な感じについてのお話です。
東南アジアで生活をしていると日本の年末年始が12月末から1月初めにあり、大体2月に旧正月があるため、この時期の主な話題として休暇中の旅行の行き先についてが多くなります。
その中でも良く聞かれるのは『年末年始は日本で過ごす(した)んですか?』というフレーズは飲み仲間、お客さん、職場のベトナム人スタッフから何度となく出てきます。
お客さんや職場のスタッフであれば、『いや、今回はセブ島ですね。』で終わる話なのですが、、、、、
飲み仲間の場合はそこから話が派生していくわけです。

そこで私の場合はシンガポールに移住して以来一度も日本に帰っていないため、もう4年3ヶ月くらいになるのですが、この話をした場合の日本人の反応は大体『えっ、、、、(絶句)』『何で帰らないの?』『有り得ない、、すごい(呆れw)』のどれかに集約されます。
※今のところ、聞く限りの知り合いでは私より長期間帰っていない人がいないですwww

ちなみに私側の言い訳(笑)としては、日本に帰る飛行機代と休みがあるならどこかに旅行に行く、となるわけですが、この理由で外国人はすんなり納得してくれるんですが、日本人だとでもでもだってが始まってしまいます(笑)
最初はこの反応が何なのか良くわかっていなかったんですが、海外生活長い知り合いほどこの反応を示さないので、これがよく言われている同調圧力ってやつなのか、と納得してしまいました。

それと同時に、歴は浅いとは言え海外生活している日本人ですらここまで異物、異なる考えに反応してくるということは、日本だともっと異物、異端児扱いかと思うと、益々帰る気が無くなった((笑)元々無いw)。そんな2018年の年明けのこぼれ話でございます。

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#ホーチミン在住  #海外現地採用  #ホーチミン転職

2018年1月7日日曜日

ベトナム就職について7 会社選びのポイント

あけましておめでとうございます。皆さん、年越しはいかがでしたでしょうか?
私は複数名でワイワイとセブ島にて楽しい時間を過ごさせて頂きました。
さて、いよいよ日本のお正月モードは明日でおしまいかと思われますが、東南アジアでは多くの国でここから旧正月までがお正月モードになります(笑)
東南アジアでの転職をお考えの場合、この旧正月明けが人の動きが活発になり、思いもかけない良い求人が発生したりするので、転職をお考えの方にとっては見逃せない時期となります。

さて、そこで今回は既に二か国で数社に渡り転職を経験している私から、個人的な意見にはなりますが会社選びのポイントを2つほど伝授させていただきます。
※あくまでも個人の感想のため、実際の転職の際はエージェントなどに入念に確認をおすすめします。

まず一つ目は、内部の組織面がしっかりしているか?
これは日本で大企業であるからといっても安心は出来ず、必ずしも海外拠点まではそうでないことがたまにあります。
その逆で小さい会社であっても、組織やシステムが凄くしっかりしているパターンも見受けられます。
海外で働く上ではビザや税金、保険などで会社に頼らないと厳しい部分が多々あります。
ただですら慣れない土地での生活、新しい仕事、とストレスがかかる状態なので、それ以外の余計な負担がかかるような会社では良いパフォーマンスも出しづらく、公私共に悪影響が出ます。
募集の詳細に会社側の負担面の記載もありますが、入ってみたら自分でやらなくてはならない部分も多いような会社もありますので、エージェント経由で選考の過程により以下のように対応するのが良いかと思います。

・面接前)エージェントにこれまでの手続き面の反応などを確認してみる。
・内定後)入社日までに必要な物を事前に確認。(エージェント経由又は直接)
⇒複数内定があり、迷う場合はこの段階での回答や流れのスムーズさで判断するのもありかと思われます。
一見、失礼に見えるかもしれませんが、海外の現地採用ならば如何に自分の身を守るかを最優先に行動するべきです。会社の都合はそのあとです!

続いて二つ目は、面接で会った人とやっていけそうか?、です。
至極当然のことですが、面接される方は直属の上司になる方の確率は高く、それ以外にも同僚・先輩となる方々です。
何回も面接があり、多くの人に会う可能性もあるかもしれませんが、同じ現地採用の人であればどちらかが辞めるまで、駐在の方であればその方の任期までは月曜から金曜の大半の時間を過ごす相手になりますので、生理的に無理!な場合はお互いにろくなことになりません。
全員と相性バッチリなんてことはあり得ませんが、慣れない海外生活でのストレスを少しでも軽減するためにも、最初の印象から『うわ、この人とは無理だわ(;´Д`)』というような場合には、面接後にお断りするのも一手です。
縁があれば数年後にその人がいなくなってから転職すりゃいいんです!


と個人的に思う会社選びのポイントを上げてみましたが、当然ながら業界選びや自分の将来のキャリアにどう繋げるか、という点も大事ですよ。そりゃ私でも分かります(笑)
ただ、歴史的に見ても人事の組み合わせや環境で人は大きく化ける可能性があるので、少しでも自分が力を発揮できる環境作りをするというのも自分を活かす方法の一つです。
転職希望の方の選択肢を広げる一助になれば幸いです。

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