2018年11月28日水曜日

番外編・ASEAN開拓 銀行口座開設(ミャンマー)

さて、今回から少しミャンマー編となります。
今回はサクッと開設してきた銀行口座についてです。
※下記の情報は2018年11月時点の情報となります。

口座を開設してきたのは、KBZ銀行。
こちらのニュースによれば、ミャンマーでのシェア第一位!
日本のメガバンク・三井住友銀行と提携しているようです。

外観はこんな感じの看板が出ています。
カンボーザグループといういわゆる財閥企業が経営しています。

このグループ、航空会社や通信事業など、
手広く商売をしている模様です( ゚Д゚)

ちなみに航空会社については、ミャンマー国際航空の80%保有、
その他にエア・カンボーザなる会社で国内線をカバー、
というかなりブイブイ言わせてる感じの財閥企業ですね。

さて、私が今回行ってきたのは、左の写真の地図のとおり
ダウンタウンにある支店ですが、、、支店名が不明ですwww
通帳を見ても書いていなかったのと、文字は御覧の通り読めず、、、

目印代わりになるか分かりませんが、裏になぜか日本のお店風なのがあります。
中は100均ぐらいのお値段と品ぞろえのお店でしたね。

こちらの支店に入り、右手に口座開設受付がありました。
スタッフは2人いましたが、写真の人が英語可、もう一人は英語不可らしく、
写真の人に『個人口座、普通預金(Saving account)』の旨を伝えると、
所定の書類に名前、パスポート番号、生年月日、ミャンマーでの住所(ホテルの住所)、
宗教、父親の名前を書いて、、、、そう何故か宗教と父親の名前を書かされますwww

少なくとも社会人になってから記憶がないな、オヤジの名前書くの、、、
宗教はミャンマーでダントツの仏教と書いておきました。

なお、必要書類はパスポートのみ、という非常に簡単なものとなっています。

書類を出して少し待てば、右の写真のような通帳が発行されます。
口座を開設だけならここまでなのですが、最低入金額が必要です。
細かい条件は下記の通り。

Initial Deposit

1,000 MMK

Minimum Balance

1,000 MMK

Interest Rate

8%

(Per year)









最低入金額が1,000チャット、口座維持のための最低残高が1,000チャット、
金利は8.0%/年とのことです。
ちなみに今(2018/11/25)のレートで、1円あたり14チャットです。
つまり、最低入金額は約70円程度www

なお、USD口座も開設できると言われましたが、金利はゼロ

チャットはここ最近下落傾向のため、8.0%の金利を活かして、
チャットの価値が上がるまで寝かせておくしかないですねぇ(笑)
外資系企業の進出ブームでいえば、ベトナムの後はミャンマーだと思いますので、
あと3-5年耐えればいい時期が来ると思いますwww


個人情報が見えてしまうため、写真は加工しておりますw

通帳が出来上がると、窓口で入金となります。

入金時に気付いたので、こっそり写真を撮ったのですが、
カウンターの中に札束が山の様に積まれています。
昔の世界史の教科書のすごいインフレの時みたいな絵面ですw

入口に警備員が一人いましたが、
強盗のリスクとか大丈夫なのでしょうか?www


とりあえず、今回の旅の最大の目的を無事に達成できました。
口座作成の日は11/23なのですが、実は意外とヒヤヒヤでした。

というのも、事前にこの辺りにミャンマーの祝日があるのは知っていたのですが、
11/22なのか11/23なのか、確定の情報がつかめておらず、、、、
結果的には到着日の11/22が祝日だったようで、なんとか開設できました。

実は一枚目の写真は到着日の11/22の午後2時過ぎに撮ったものなのですが、
シャッターが見事に閉まっておりますwww

さて、次回はミャンマーというかヤンゴンの概要編を書いていく予定です。

【次の記事】
ASEAN旅行シリーズ6・ヤンゴン(ミャンマー) 概要編

【前の記事】
番外編・ASEAN開拓 定期預金(カンボジア)

【ASEAN口座開設シリーズ】
番外編・ASEAN開拓 銀行口座開設(カンボジア)
番外編・ASEAN開拓 銀行口座開設(タイ)

#ホーチミン在住 #ヤンゴン旅行 #ミャンマーで口座開設 #KBZ銀行 #カンボーザ銀行
#ASEAN開拓日記

2018年11月17日土曜日

ベトナム就職について15・昨今のベトナム進出ブーム2

文字ばかりの回になりますよ(笑)

さて、こちらのシリーズ前回の記事では、ベトナム転職してくる個人について
ここ最近の感覚を書いてみましたが、今回は進出してくる会社についてです。
以前の記事のその後の定点観測になります( ゚Д゚)

まずここ最近の傾向として、
・大手企業は進出済みのため、中小企業が大半。 
・海外進出が初めてという企業が多い。
・南部(ホーチミン周辺)では以前の主役、製造業ではなく、サービス業が多い。
となっています。

製造業は比較的北部(ハノイ周辺)に進出しているイメージです。
南部の製造業もあるのですが、小規模から様子見で始める企業が多いですね。

個人的にはサービス業で同じような業態が増えてくれば価格競争、
サービスの質競争がされていき、ダメなお店は淘汰されるので喜ばしいことです。
最近では飲食店、小売りだけでなく、クリニックなどの進出案件も増えています。

ただ、一方で数の増加は質の低下も招くのも事実で、
新規に日本から進出する企業と面談すると、以下のような問題企業も多数です。
・海外進出ブームに乗ろうとしただけで、ろくな事業計画すら建てていない。
・現地のマーケティング調査を全くせず、最低賃金や給与相場も分かっていない。
・海外経験も無い企業のはずなのに、海外進出を軽く考えている。

上記の3点はいずれも連動する部分が多いかと思いますが、
ネット上で簡単に出てきそうな情報すら持たずに、
見知らぬ土地でビジネスをして成功できると思っているマインドに脱帽ですw
そこまで高い事業成功の能力があれば、日本で中小企業ではないはずですがwww

厳しい言い方をすれば、日本で有数の大手企業が、ちゃんと事前調査をしても、
必ずしも成功しない、又は大幅な方針転換をせざるを得ないこともある、
というのが海外の日系企業の現状です。

当然ながら勢いやタイミングはすごく大事ではありますが、
資金も人材も限られているはずの中小企業が、イチかバチかの博打状態では
成功率も低く、失敗したときに立て直すことがかなり難しくなります。

最低限の進出後の計画と撤退のラインを設定して、
大負けしないようにするぐらいのリスクヘッジは必要だと思いますが、
謎の根性で負けを引きずるのが古き悪き日本人の性質なんですよねぇ、、

最後に、ここ最近の新規進出予定の企業のお話を聞いていると、
先人たちの苦労や成功に至るまでの下積みの部分を知らず、
単に東南アジアに進出すればどうにかなるという甘い考えの方が多く見られます。

個人的には日本人が海外転職、日系企業が海外進出することは喜ばしいですが、
先人たちの築いてきた地位などを貶めるような、低レベルな人や会社については、
そのまま島国の中に引っ込んでていただきたいのですが、
そうゆう輩ほど、ブームに乗って出てきてしまうのは世の常ですね(笑)

さて、次回の記事は、来週初めて行くミャンマーについての予定です(/・ω・)/

【次の記事】
ベトナム就職について16・ガッカリ感を感じる職種など

【前の記事】
ベトナム就職について・14 ベトナムで成功する人、失敗する人

【シリーズ第一話】
ベトナム就職について・労働許可証取得の必要書類

♯ホーチミン転職 ♯ホーチミン在住 ♯ベトナム進出 ♯海外進出 #ASEAN開拓日記

2018年11月3日土曜日

ベトナム生活雑記・その17 引っ越し、その後、、、

このブログを見返してみて思ったこと、、、
振り返りやアフターフォローが少ないwww

そんなわけで、今回は引っ越ししてからのその後をフォローしてみます( ゚Д゚)
引っ越しの時⇒ベトナム生活雑記・その15 お引越し
新しい部屋に引っ越して3か月半、ざっとまとめてみました。

私が引っ越したのは、ここ最近ホーチミン在住の日本人に
一番人気といってもいいくらい、お手頃価格のコンドミニアムである
Vinhomes Centralという建物になるのですが、、、、

最初に結論を言ってしまうと、
正直なところ、期待値に比べるとショボい(;´・ω・)
という感想ですwww

まず周辺のお店などの環境ですが、
コンビニやスーパーがあり、コンビニに至っては2、3棟に1軒あります。
そのため、日用品に困ることはありません。

ただ、徒歩圏にあるショッピングモールのラインナップがしょぼいです。。
※カレーのココ壱番屋が入っているのは非常にありがたい(∩´∀`)∩

また、安い、美味い、早いな感じの一人飯に向いている店が無く、
なーんか中途半端なレストランが多いですねぇ、、、、
コンドミニアムの周りの雰囲気は良いので、もったいない、、、

ただ、まだ全部の店を周り切れてはいないので、
ここまでの評価を覆してくれるようなお店があるとよいのですが、、、


さて、次は交通の便の悪さですね。
これはベトナムの場合、この家に限ったことではないのですがw


こちらの地図、私の住んでいる棟が青点ですが、
見てお分かりでしょうか?

そうなんです。。。。
一番奥の行き止まりの部分なのですw

ちなみに出口は左上と右上の2か所のみ。
進入するのも、出ていくのも混み合う地形です。

なんというか、まぁさすがベトナムのデベロッパーというべきか、、、
このあたりの導線が悪すぎますwww

前の部屋の時は便利ではあるが、無くても大丈夫な存在であったバイクが、
今の部屋では街中に出るのに必需品となってしまいました(;´・ω・)

鉄道建設予定地(完成時期は延びに延びてますw)も遠く、
バスもこのエリアには入ってきませんので、
公共交通機関の発達(ベトナムでは相当先ですが、、、)に伴い、
廃れていくのが目に浮かんでおります。

まぁ、その頃には私はホーチミンには間違いなくいないと思いますし、
今住んでいる外国人の方々も帰国や他国へ移住しているでしょうから
問題にはならないと思いますが。。。。

しかしまぁ、このベトナムの地場デベロッパーの建築計画の行き当たりバッタリ感、
日本やシンガポールの団地というものが如何に綿密に計画されているか、
良く思い知ることができました。

今は外国人を中心に少し郊外の新築物件を選択する流れが来ていますが、
この交通や店などの整備がされないと、いずれはまた中心部へ回帰、
という流れになりそうな予感がしています( ゚Д゚)

この物件の契約はあと9か月弱残っていますので、
引き続き定点観測を続けていきたいと思います。

現段階でVinhomes Centralにお勧めな方は以下の通りです。
・ミーハーな流行りに乗りたい人。
・見栄を張りたい人。
・プライベートは徒歩10分圏内で完結しても問題ない人。

次回の観察結果のご報告をお待ちください!

【次の記事】
ベトナム生活雑記・その18 今更ながらの、バイク講座

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ベトナム生活雑記・その16 日本文化のシンボル?
【シリーズ第一話】
ベトナム生活雑記・その1 バイクの洗車

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